ジェネリック医薬品との付き合いのきっかけ
10年ほど前のこと。
当時40代後半だった私、更年期の真っ只中。当初は「命の母」で乗り切れていたのですが、無気力や倦怠感が慢性化、体が思うように動かず、どうにもこうにもならないので、とうとう婦人科へ。
当初は、更年期症状の緩和が期待できる漢方薬だけの処方だったのですが、血液検査の結果、「更年期もしんどいかもしれんけど、(悪玉)コレステロール値が高すぎるから、下げんといかんわ」と言われ、脂質異常症(高脂血症)の薬であるメバロチンを追加処方されました。
処方箋を持って調剤薬局に行くと、「成分は全く同じですし、これからしばらくは継続して服用されることになるでしょうから、価格も安い方がよいのでは」と勧められたのが、ジェネリック医薬品。
こうして、漢方薬とジェネリック医薬品との付き合いが始まりました。
数年前に、漢方薬の服用は不要になりましたが、脂質異常症の薬は今もずっと服用しています。
善玉コレステロール値は少し低め。悪玉コレステロール値は、基準値の上限値辺りをウロウロ。たまに、悪玉値がちょっと低いなと思ったら、中性脂肪値が爆上がりと、値が不安定なものですから。
ジェネリック医薬品の不足の理由
先日、行きつけの調剤薬局で処方箋を提出して待っていると、薬剤師さんが私のそばにわざわざやってきました。
「すみません、いつもの薬ですけど、今ジェネリックが不足してるんで、正規品のメバロチンを処方してもいいでしょうか?」
価格は少し上がってしまいますが、正規品の服用ですから、問題はありません。
変更を了承し、薬を受け取る際に不足の理由を聞いてみましたら、「ジェネリック医薬品製造メーカーの不祥事の影響」とのこと。
最近、複数のジェネリック医薬品製造メーカーでゴタゴタがあった影響で、製薬会社に国の検査が入っている。
ゴタゴタがあった会社では、薬の製造が滞っている、もしくは、製造がストップしている。
薬の不足分は、別の会社が分担して製造しなければならなくなり、安定供給が難しくなった。
薬剤師さんの説明を要約すると、こんな感じでした。
帰宅して調べてみると、確かに、ジェネリック医薬品の供給不足のニュースが見つかりました。
医薬品製造メーカーの不祥事は認識していたのですが、まさか私にまで影響が及ぶとは想像していなかったので、ちょっとビックリしました。
供給量が元通りになったら、またジェネリックに戻しますからと、薬剤師さんはおっしゃってましたが、どうなるんでしょうねえ。
ええ、ええ、私の場合は、薬を飲まなくてもよいように、食生活を摂生し、適度な運動をすればよいのですけどね・・・ええ、わかってるんですよ・・・でもなかなかね・・・。
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