更年期症状が出始めた時期を境に、私の中から消えたのが、読書への意欲。
それまで定期購読していた本も複数ありましたが、全て止めてしまいました。
絶不調時は、新聞を読むのも辛かった。未読の新聞を山積みにして、ちょっと体調が良い日に、まとめて流し読み、なんてこともしてました。
数日経った新聞を読むくらいなら、購読を止めればいいのですが、新聞すら読まなくなってしまったら、自分的には何か負けだと、妙な心持ちで購読し続けました。
常にだるくてしんどかった時期からようやく抜け出せたのが、ここ1~2年のこと。
抜け出したのはよかったものの、既に目がくたびれ果てた状態に陥ってました。
40代に入った頃に「視神経乳頭陥凹拡大」を指摘され、定期的に目医者に通院しているのですが、老眼はどんどん進むし、数年前には右目に飛蚊症も発症。一昨年には、手術するほどではないが、両目とも白内障だと言われました。
加えて、集中力や記憶力の落ち具合も半端ない。
読書への意欲は少しずつ戻ってきたものの、今度は目が辛くて読みづらいという悲しさよ。
文庫本や単行本とかはまだましなのですが、辛いのは漫画のコミックス本。今年初めに読破した「鬼滅の刃」も、目が疲れるので、一気に読むのは2~3冊が限界でした。
昔から、小さい字でびっしり手書きされた小ネタとかを読むのが大好きなのに、度の合った老眼鏡を使っていても見づらくて、イライラします。
虫眼鏡を使うとか、老眼鏡の上にメガネ型拡大鏡を掛けるとか、対策はあるのですが、どれもうっとうしい。
だから、ぼちぼちと、電子書籍での読書にシフトしていこうかなと思っています。
手持ちのスマホで、電子書籍を読むこともあるのですが、字の大きさを変えられるのが本当に便利。
これが、タブレットとかだったら、もっと読みやすいんだろうなあ。
電車内でタブレットを使って読書される高齢の方を見かけることがありますが、その気持ちがイタイほどわかります。
家の中だけなら、Wi-Fi回線を使えば、SIMカードも不要。
外出先で読書したければ、スマホを利用すればいいんだし。
じゃあ、端末は、電子書籍リーダーにする? それとも汎用タブレット?
種類はたくさんあるけれど、画面の大きさとか重さ、容量も重要だから、吟味しないと。
どうしようかな、買おうかな、やめようかな。
でももう、紙の本は、読むのが辛いしなあ。
あれこれ考えて、夢だけは広がっているのですが、もうしばらく悩んでみます。
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