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2004年から2009年まで更新していたブログ「今週のすぎやん」の内容を抜粋・修正し、ブログには書ききれなかった作者の思いや後日談なども新たに書き下ろしたエッセイ。

大腸ポリープで入院した話【中編】

大腸内視鏡検査 近況報告
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入院・手術日程決定。

12月に入ってすぐ、医院で発行してもらった紹介状を持って、原付バイクでA病院へ。
久しぶりの来院なので、院内を右往左往してしまいましたが、何とか予約時間までに診察室前までたどり着きました。

もう20年ほど前のこと、てんかん発作を起こした父が緊急搬送されたのが、このA病院。父はそのまま入院となったため、数日ではありますが、ほぼ毎日通った場所です。
幸い回復して無事退院したものの、父は約2年後に亡くなりました。
本当に、長い時間が経ったのだなあ。

診察室に入り、担当医となるB先生と対面。
医院から届いたポリープの写真を見たB先生、開口一番「これは大きいですねえ」。

医院で2人の医師から聞かされているので、「大きいですねえ」を聞くのはこれで3回目です。
みんながみんな口を揃えて、「大きいですねえ」を言わんでも(笑)。

「写真だとちょっとわかりづらいですけど、たぶん3センチくらいありそうですね。でも、発見できてよかったですね」

今回私が受ける手術方式は、「内視鏡的粘膜下層剥離術(ないしきょうてきねんまくかそうはくりじゅつ)」。

ポリープが2~3センチと大きめの場合に適していて、内視鏡の発達で可能になった術式だそうです。
B先生は絵を描きながら、わかりやすく説明してくださいました。

粘膜まで切除するため、まれにだが、出血などのリスクもあるが、その都度対応していく、何事もなければ、入院期間は約1週間くらいだ、とのこと。

「この感じからすると、初期のガンかもしれません。ただの大きいポリープの可能性もありますが」

何にしても、切除して病理検査をしてみないとわかりません。
でもたぶん、先生の言い方からして、間違いなくガンだろうなと思いました。

その場で入院日程を打ち合わせ、25日に入院、翌日に手術することに。
その後、院内を巡ってあれこれと検査を受け、事務担当者から入院関連の書類をもらって帰宅。

数日後、B先生の都合で、入院日を1週間早められないかとの問合せが事務担当者から入ってきて、びっくり。
あたふたしましたが、順調にいけば、間違いなく年内に帰宅できる日程なので了承し、19日に入院、翌20日の手術が正式に決定しました。

入院、そして手術。

19日午後、ダンナ運転の車で病院へ。入院手続きを済ませて病棟へ行き、病棟看護師さんの説明を受けて、病室へ。
入院は、中学時代以来、ほぼ半世紀ぶり。自覚症状が全くないので、気分的には少し楽です。

部屋は4人部屋。私以外は、会話はできるものの、ほぼベッドで過ごす人たちでした。
動けないから仕方ないけど、病室内で電話している人がいたのには、ちょっとびっくり。

晩御飯は、翌日の手術に備えて、おかゆと柔らかいおかずだけ。
就寝前に服用したマグコロール散が、私には結構即効性がある下剤でした。服用後しばらくするとお腹がチクチクし始め、夜中と朝方に割と多めの下痢便を排出。

翌朝5時、メトクロプラミド錠を服用、7時前くらいからモビプレップ服用開始。
前日の下剤効果か、便意がとても早く、病室内にあるトイレに何度も駆け込み、モビプレップを全て飲みきる前に、看護師さんチェックで「きれいですね」とOKを頂きました。

「まだ薬、残ってるんですけど、全部飲まないとダメですか?」
「そうですね、全部飲んでください」
「やっぱりかー」

私の言葉に、看護師さん、笑ってました。

そうこうしていると、B先生が顔を出してくださいました。
外来診察の都合で変わるかもしれないが、手術開始は15時くらいからになりそうとのこと。

昼頃に点滴口の設置開始。
私の血管が細いこともあり、1人目の看護師さんは設置失敗、2人目の看護師さんが苦労の末、左腕への設置成功。
昼過ぎから持続点滴開始。手術時間が迫ってくると、抗生剤が追加投与されます。

点滴

予定より少し早めに呼び出しがあり、看護師さんと徒歩で内視鏡室へ。
検査着に着替え、検査台に横になり、鎮静剤投与などの準備が整ったところで、手術開始。

途中うとうとしている時もありましたが、手技の様子が映るモニターを見ていた時もありました。
医院の時と同様、一瞬で眠りにつくことはありませんでした。

何事もなく、手術は無事終了、ストレッチャーで病室に戻りました。
手術から2時間後、水分(水・茶)摂取の許可が下りました。

入院時に持参したペットボトルのお茶の在庫がなくなったので、ダンナに差し入れを頼んでいたのですが、彼が来てくれたのは、病室に戻った直後のタイミング。少し話すことができたので、ダンナも安心した様子でした。

B先生も病室まで来てくれて、食事の再開は、翌日の採血とCT検査の結果次第とのこと。

点滴で栄養的にはバッチリですが、朝から何も食べていないので、さすがにお腹がすきます。お腹がずっと鳴りっぱなし。

ご飯、早く食べたいなー。

【次回に続く】

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