2020年12月に初公開した当記事ですが、おかげさまで、たくさんの方にアクセス頂いております。
本当にありがとうございます。
2024年2月現在、私が活用しているThunderbird(115.7.0)のアドオンのご紹介に更新します。
参考にしていただければ幸いです。
Allow HTML Temp
選択したメッセージを一時的にHTML形式で表示できるアドオン。
メッセージ表示形式を「プレーンテキスト(テキスト形式)」で設定している方に、便利に活用して頂けると思います。
Confirm-Address
メールを送信する前に、宛先確認ダイアログを表示できるアドオン。
DeepL翻訳
選択テキストを翻訳してくれるアドオン。無料オンライン翻訳ツール「DeepL翻訳」のThunderbird版です。
翻訳したいテキストを選択し、右クリックすると表示されるメニューから「DeepLで翻訳」をクリックすると、翻訳ツールが起動し、自動で翻訳してくれます。
翻訳したいテキストを選択し、「Ctrl」キーと「T」キー、または、「Ctrl」キーと「Shift」キーと「X」キーを押すことで翻訳することもできます。
ImportExportTools NG
メッセージやフォルダのインポート・エクスポート機能を追加するアドオン。
送受信メールをeml形式でエクスポートして保存する際、ファイル名の先頭に送信日付を追記してくれる機能が、とても気に入ってます。日付形式は、設定画面で変更可能です。
LookOut (fix version)
マイクロソフトのOutlookから送信されたメールに「winmail.dat」というファイルが添付されている場合があるのですが、この「winmail.dat」を読めるようにするアドオンです。
Mail Merge
同報送信(複数の宛先に同一メールを一括送信すること)を可能にするアドオン。
CSVファイルを利用して送信することもできます。
Quicktext
定型文を登録・利用できるアドオン。
私は、複数の署名を使い分けているのですが、Thunderbirdでは、1つのアカウントに1つの署名しか設定できないため、このアドオンを利用しています。
Remove Duplicate Messages
重複メールを削除できるアドオン。
ReplyWithHeader
引用ヘッダをカスタマイズできるアドオン。
後で送信(Send Later)
指定した時間にメールを送信することができるアドオン。
XNote++
メールにメモ(付箋紙)を付けられるアドオン。
おすすめなのですが、115.7.0では対応しなくなったアドオン
Mailbox Alert
アカウントやフォルダごとに、着信通知を個別に設定できるアドオン。
私はThunderbirdに複数のメールアカウントを設定していますが、そのうちの1つのアカウントに着信した時だけ、着信音を鳴らすようにしています。
既定の設定だと、定期的にメールサーバーにアクセスして、新着メールがあれば通知するようになっていますから、特にIMAPの場合、着信音が再三鳴ってめんどくさい。
だから、このアドオンを重宝していたのですが・・・。
仕方がないので、着信音を鳴らしたくないIMAPアカウントは、アカウント設定画面で「サーバー設定」を変更して対応しています。
Manually sort folders
アカウントやフォルダの並び替えができるようになるアドオン。
ちなみに、このアドオンは、メニューバーの「ツール」→「フォルダの並べ替え」をクリックして設定します。「アドオンのオプション」には表示されません。
インストールしたけど、活用できてないアドオン
Charset Menu
届いたメールが文字化けしている時、文字コードを修復すれば、だいたいは読めます。
でも中には、修復しても読めないものがあります。
以前のバージョンでは、文字コードをいろいろと選択し、読めるようになるかを試すことができたのですが、いつ頃だったか、「文字コード修復はThunderbirdに任せなさーい」的なバージョンアップが実施されてしまった。
それで探し出したのが「Charset Menu」。
インストール後、「テキストエンコーディングを修復」の下に現れた「Text Encoding」をクリックしたのですが、グレーアウトしていて、選択不可。
予期していたとはいえ、残念。今後のバージョンアップ実施を願い、削除せず、無効化してます。
Folder Pane View Switcher
「表示」→「ツールバー」の順にクリックして表示される「フォルダーペインツールバー」。
クリックして有効化すると、ドロップダウンリストで「すべてのフォルダー」「統合フォルダー」「未読フォルダー」「お気に入りフォルダー」「最近使用したフォルダー」を切り替えることができます。
三点リーダー(点を横に3つ並べたような記号)が表示されるのでクリックすると、フォルダーペインのオプション画面が表示され、表示するフォルダーを選択することができます。
「すべてのフォルダー」がグレーアウトしていて選択できませんが、別のフォルダーを選択すると、「すべてのフォルダー」の表示・非表示を切り替えられるようになります。
この「三点リーダーをクリックして切り替える」というのが面倒な方向けのアドオンが、「Folder Pane View Switcher」。
インストールすると表示される三角矢印をクリックするごとに、フォルダー表示を変更できます。
この三角矢印、ずいぶん前のバージョンでは標準搭載されていた機能だそうです。
使えるかなーと思って試しましたが、結局、フォルダーペインツールバーは非表示にしたので、無効化してます。
115にバージョンアップした時の珍現象。
多少の変化はあるものの、旧バージョン(102)と新バージョン(115)の初期状態の見た目は、それほど大きく変わっていないという情報を、私はあらかじめ得ていました。
しかし、バージョンアップしたら、インターフェースがかなり違いました。
まずとにかく、メールの表示が、異常に遅い。
そして、なぜか、1つのメールにくっついているメール情報を、全て読み込んで表示しようとする。
何よりも、私の一番のお気に入りアドオン「Allow HTML Temp」が動作しない。メール表示画面の右上に出現するはずの「HTML表示」ボタンが表示されないのです。
「Allow HTML Temp」が新バージョンに対応していることを確認して、バージョンアップしたのに。
解決策をあちこち探し回りましたが、有益な情報はなし。
もう訳がわからなくなったので、全てのアドオンを無効化して再起動。
すると、なぜか、ちゃんとしたインターフェースになった!
その後、再びアドオンを有効化すると、普通に使えるようになりました。
なんでこんなことになったのか原因不明ですが、ひとつだけ「もしかしたら」と思い当たったこと。
115が正式リリースされたのは、昨年夏のこと。それから数ヶ月経った頃、115にバージョンアップ。見た目や挙動に違和感はなかったのですが、当時は115に非対応のアドオンが複数あり、使い勝手の悪さを感じて、以下の参考サイトを見ながら、元の102に戻したのです。
再度115にバージョンアップし、珍現象が発生したのは、今年の1月初旬。
年明け早々、パニックに陥りましたよ(^_^;)
Thunderbird関連で、何か変わったことをしたといえば、それくらいなので、このバージョンダウンが、もしかしたら影響していたのかも。
何だったんだろうなあ、あれ。
スクショ取り忘れたのが、かえすがえすも残念です。
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