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2004年から2009年まで更新していたブログ「今週のすぎやん」の内容を抜粋・修正し、ブログには書ききれなかった作者の思いや後日談なども新たに書き下ろしたエッセイ。

SMARTalk終了決定で悩む。

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050のIP電話を活用中。

私は、普通の携帯電話番号の他に、10年ほど前に「050」から始まるIP電話番号を2つ取得し、使い分けています。

1つは、ブラステルが運営する、「My 050」で取得した番号。仕事用として使っています。

頻繁にやりとりする方とは、ケータイでお話してます。
でも、名刺に携帯番号を書くことにちょっと抵抗があったこと、さらに、プライベートと仕事の電話を、ざっくりとでもいいから分けられないかなと思ったことが、取得のきっかけです。
プリペイド形式なので、あらかじめ入金が必要ですし、使用条件が諸々ありますが、私が登録した頃は固定費ゼロでスタートできました。

もうひとつは、楽天コミュニケーションズ(旧:フュージョン・コミュニケーションズ)が運営する、「SMARTalk」で取得した番号。

SMARTalkの番号は、諸々の会員登録時などに使用しています。こちらも固定費ゼロで、使った分だけ請求が来ます。
私が特に気に入っているのは、無料の留守電サービスが付いていること。

SMARTalkの番号への着信は、ほとんどが勧誘電話です。
そのため、基本的に電話に出ません。留守電が入ると、メールで連絡が来るので、メッセージを確認、必要なら私から折り返しの電話を入れます。
これで、余計な勧誘電話に対応する必要がなくなりますし、通常使用しているスマホに勧誘電話は掛かってこなくなります。

ちなみに、My 050には、留守電機能はありません。
そのため、My 050の番号に着信があった場合、一定時間経過後、SMARTalkの番号に転送して、留守電を使えるよう設定しています。

SMARTalk、めっちゃ便利です。

ちなみに、My 050とSMARTalkのアプリは、以前使用していたスマホ(HUAWEI製 P10 lite)にインストールしています。Wi-Fi接続なので、自宅に置きっぱなし。昔の固定電話みたいな感じです。

SMARTalk終了決定、さあどうしよう。

先日、悲しいお知らせが届きました。
2025年2月末で、とうとう、SMARTalk終了。

新規募集がずっとストップしていたので、楽天コミュニケーションズはSMARTalkを止めたいんだろうな、楽天モバイルに切り替えてほしいんだろうなって思ってはいました。だから、サービス終了はある程度覚悟はしてましたけど、やっぱり困る。

まだ半年ほど時間はあるのですが、今後どうするか、あれこれ考えてはいます。

案1 別の050IP電話サービスの利用

私が使っているMy 050とSMARTalk以外にも、IP電話サービスは存在します。
代表格は、050 plusとか、LaLa Callあたりだと思います。どちらも留守電サービスがありますし、運営はいずれも安心感のある大手企業です。

デメリットは、毎月固定費用がかかること。安価ではあるのですが、利用頻度がかなり低いので、ちょっとモヤッとしてしまいます。

さらに、以前に比べて、050のIP電話サービスが減ったなあという印象があります。
現に、050 plusは既に新規受付が終了しています。LaLa Callと契約したとしても、長く使い続けられるかが不安要素です。

案2 povoの活用

何でもかんでも「認証」の世の中となり、会員サイトに登録したりログインしたりする際、スマホに認証のためのSMSが届くようになりました。
これ、ちょっとうっとうしいですよねえ。

認証SMSを別のスマホで受信できるようにしたら、便利だろうか?
そう思って、数ヶ月前にpovoと契約して、電話番号を新たに入手。SIMは、先に書いたP10 liteに装着し、テスト的に使用中です。

povoは基本料ゼロですが、契約を維持するためには、6ヶ月に1度、有料トッピングの購入が必要です。実はこの有料トッピングのひとつに、留守電サービスがあるのです。

この留守電サービスを活用すれば、SMARTalkの代替になるし、案1の「長く使い続けられるかどうか」という不安もほぼ解消されます。
でも、安価ではあるものの、やはり毎月固定費用がかかってしまうのがデメリットで、モヤッと感は拭えない。

案3 povoと留守番電話機能付きスマホとの合わせ技

私が現在使用中のシャープ製スマホ「AQUOS sense4」には、「簡易留守録」という機能が搭載されています。回線業者がオプションで提供する「留守番電話サービス」とは別物で、AQUOSシリーズに搭載されている、地味ですがとても便利な機能です。
私は、「マナーモード連動」に設定して使用中です。

povoと簡易留守録を組み合わせれば、有料トッピングの留守電サービスは不要。
定期的に有料トッピングの購入は必要なので、費用はかかりますが、毎月支払う必要はないので、より安価に運用できます。

問題は、P10liteを、留守番電話機能が付いているスマホに変更する必要があること。

一番手っ取り早いのは、現在使用中のsense4を機種変し、新たなスマホを入手してから、P10liteをsense4に変更する方法だと思います。

sense4を使用し始めて、もう4年目。機種変してもいい時期かもしれませんが、今もご機嫌に使えているので、悩ましいところです。

現状では案3がいいかなとは思っているのですが、まだ時間があるので、よくよく考えてみます。

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